Main Character
“むっくん”こと、愛の 「愛しのミィー」が力の限り人生の全ての高校3年生。彼女公認ストーカー。 常に頭には美奈のことしかないバカップル彼氏なのに、お互い恋人関係は全く自覚していない。どんなに抱き締めようが愛を叫ぼうが、『幼馴染なら当然』が持論。 意外と何でもかんでも出来てしまう器用さを見せるが、彼女がいないとほぼ全ての事に関して無気力無表情なので全く役に立たない。 彼女を愛し暴走する余り、他人と円滑なコミュニケーションがとれなくなった学年次席。 |
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ブレーキのない独り人間大砲(小)こと、“ミィー”。 生まれつき幼馴染の武蔵を兄のように慕い、何でもかんでも真似していたことから未だに自身を「ボク」と呼ぶ。高校1年生。 本人は武蔵への恋心を胸に秘めているつもりだが、どう考えても全校生徒周知の事実。 あんまり難しいことは考えられないので何はともあれ猛スピードで動いてみるが、大抵は物凄い勢いで色々ぶっ壊している。 |
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常識人に見える生徒会長。高3。合唱部部長。 平均的な顔つきをした眼鏡青年。人類史上初めて、“安達武蔵の友人”になった猛者。 ごく身近な人間しか知らない特殊すぎる側面のせいで、彼らには「犯罪予備軍」と真っ当な呼び方をされる。 |
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真の意味で唯一の良識人、生徒会副会長。高3。 何事もしっかりキッチリやらないと気が済まない水陸両用努力家、水泳部エース。一つの団子でまとめている赤茶髪はプールの塩素剤のせいだとか。 妙に古臭い喋り方で「ババア」呼ばわりされるも、本人は至って善良真面目勝気な女子高生。上司が変態だったり「瑠実はワシの嫁」連呼してくる巨漢がいたりと、周りの男子が揃いも揃って脳髄スポンジらしい。 会長の優秀な右腕であり、バカップルの保護者であり、要するに楽土高校の良心、最後の砦。 |
Sub Character
楽土高校一帯の不良を従え、恐れられている番長。高3。 目元をサングラスで隠し右目の下には十字の傷跡を走らせている、どう見ても前科5~6犯持ちな凶悪顔の大男。 制服ブレザーを肩に羽織り下駄で闊歩するという一種のギャグなんじゃないかと思われる風体だが、舎弟達には「兄貴」と呼ばれ慕われている。 副会長の香枝にしょっちゅう求婚ともセクハラともわからない発言をし、彼女を「生涯の伴侶」と呼んではばからない。 |
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巨大財閥の一人娘で現代の姫君、生徒会広報担当。高3。 「庶民の暮らしを理解する」という一般庶民から全く理解されない理由で楽土高校に在籍している。 一応ラツェルディの恋人だが、彼らの力関係を見ていると“女王様と従者”の方が驚異的にしっくりくる。というか周囲にそう思われてる。 その残念すぎるセンスと無念すぎる趣味のせいで、周りからは『ヒミコ様』と呼ばれることも多い。良くも悪くも。 |
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ラツェルディ |
生徒会の参謀役、監査委員長。高3。通称「ラツェル」。 父親が北欧人で、白金色の髪と濃緑を湛えた瞳を除けば、一見どこにでもいそうな大人しく小柄な少年。 知識欲が旺盛で情報通な一面があり、手製の大事典を持ち歩き手に入れた情報を全てそこに書き記しているらしい。 表情は常に淡白で、冷めていると言うよりほとんど感情の波が起こらず、表面にも出てこない。とりあえず妃美子の恋人だが、付き合っていると言うより「引き摺り回されている」が正しそう。 |
学園のトップアイドルとして不動の地位に君臨する、バスケットボール部主将。 校則を華麗にすり抜ける程度のウルフカットで、スマートな筋肉を付け、白い歯を輝かせて優しく笑う。微笑むだけで涼風を吹かせるという怪奇能力持ち。 そんな風貌のせいか幼馴染の軽尾会長に激しく(一方的に)嫌悪されており、顔を合わす度に吐き気を催されるが、臆することなく彼を“親友”と言っている。 常に来るもの拒まずで女生徒と遊ぶことも好きだが、その容姿・能力相応に自信家である為、結果物凄く好青年なハイスペック・ナルシスト。 |